カピンガマランギ
ポンペイの本島にはいろんな島の人が住んでいます。
そしてたいてい離島の人々は集落として固まって住んでいるのですが
コロニアの真ん中に、カピンガマランギ島の集落があります。
カピンガマランギは本島から船で3日かかる場所にあり、ポンペイ語ではなくカピンガマランギ語を話します。
私はなぜかカピンガマランギ語の辞書を持っています笑なんで買ったんだろう笑
ここの人達は本当に器用で、伝統工芸としてwood carving(と言えばいいのでしょうか)を作っています。
だいたいクラフトと皆呼んでいる気がします。
お土産としてとても有名です。
そんなカピンガマランギ村に、クラフトのメイン工房が一つとお土産屋さんがあります。
工房はこんな感じ。
長のピリさん
先日この工房に遊びに行くと
昨日ポンペイでworld tuna dayが開催されたのですが
そのトロフィーを納品する準備をしていました。
ほんと、いつ見ても素晴らしい。
ここでは熟練の人が作ったものはもちろん
見習いの子が作ったのも売っています。
見習いの子のは安かったりします笑
そしてオーダーも出来ます。
もともと出来ているものに名前をいれてもらったり
デザインを伝えてこういうのが欲しい、というと作ってくれます。
しかし一から作ると結構時間がかかるので、オーダーは前もって。
値段は書いていないことが多いので、聞いて交渉するのですが
基本はボスや作った人が言った値段で決まります。
たまに関西から来た観光のおばちゃんとか、ものすごく値切る人がいますが、私は出来れば値切ってほしくない。
たまーに観光客だからと高めに言われることがあるのですが、そういう時は「ちょっと高いな~?」くらいに言ってみて、彼らの反応がなければその値段で諦めて欲しい。。
というのも、彼らはこの技術を仕事にしていて、とてもプライドを持って作っているのです。
そして資材もマホガニーやマングローブなど、とても高価と言われるもの。
作るのもそれなりの時間をかけているので
その作品はもちろんのこと、彼らの技術や尊厳に対して対価を払ってほしいのです。
何より職人さんたちはものすごく怖そうに見えて、とても良い人たち。
法外に騙したりなんて絶対ないので、観光客の方には是非正規の値段で買っていただきたいですね。
とまあ私のうっぷんはいいとして
工房は見るだけでも楽しいです。
そして村の中にはお土産やさんが3件ほどあります。
私達も滞在1ヶ月を切ったので、そろそろお土産集めやオーダーをしにプラプラ。
ここのお店、最近やる気あるんです。
今まではいっつも閉まっていて、向かいの家に見たいから開けてと言いに行かねばならなかったのですが
最近はいつも開いてるし品揃えも良い。
先ほどの工房は男性オンリーなのですが、こういうお店ではおばちゃんが作った編み物系が充実しています。
このカヌー、いっつも欲しいと思うんですが
持って帰るのが至難の技なのでいつも断念。。。
ちなみに30ドルでした。
カピンガマランギの人はとてもフレンドリーで、誰でも挨拶してくれるし、お喋りしてくれます。
そんなコミュニケーションも楽しかったりします。
そして街中のメインストリート沿いに、アクセサリーやクラフトを卸しているA one martというお店があります。
THE お土産屋さん!って感じの場所です。
カピンガのものは同じものが一つとなく、毎回違うものに出会えるので楽しい。
職人さんの気分で作ったり、遊んで作ったりするので運命の作品に出会えたらその場で買わないと、次見に行った時は大抵ありません。
私も「買っとけばよかったー‼」と何度後悔したか、、、
何か欲しい人がいたら余裕があったら買って帰りまーす(確証は出来ない)
さて今日は夕方に
大使館やJICAの皆さんが通っているフラダンス教室に混ぜてもらいました‼
念願のフラダンス!!
場所は私が以前泊まったホテルのスペースだったのですが
なんと先生の女の子が、知り合いの妹だった!
その知り合いの子は3年前ほどから日本に留学していて
私のホストファミリーが日本に来た時に一緒にアテンドしてくれたのです。
プリクラ取ったりスイパラ行ったり、、、懐かしいなあ。
その子、日本語がめちゃ上手で、全然英語使う必要なくて気が楽だったなあ笑
まあもともとこのホテル、
知り合いの子のお父さんがオーナーなので、
この場所を使うということは親戚の子かな~と思っていたのですが
まあまさかがっつり妹だとは笑
やはりポンペイはsmall worldすぎて誰でも繋がりますね。
フラダンスはめちゃ楽しいのですが
めちゃ汗かくし難しい!
どうやったらあんなふうにお尻動くの。
初日にして一曲教えてもらえたので
頑張って練習しようと思います。
さて、明日は珍しく早起きする用事があるので
頑張って寝よう‼笑
ポンマウ~
0コメント